2017.8.9
南伊勢のギラが街と酒場をギラギラ(笑)させるプロジェクト
タンドリーで軽く炙ったギラが絶品
まず、持参したのが、6月号の『dancyu』カレー特集でも
3ページに渡って取り上げられた経堂のインド料理の名店ガラムマサラさん。
オーナーシェフのハサンさんは、ギラを少し吟味すると、
厨房に入り、数分後に戻って来ました。
「タンドリーのふたの上で軽く炙ってみたらウマい!」と、
ご機嫌なハサンさん。
筆者も味見をすると、口に入れた瞬感から、
ビールのアテに最高とわかりました。
「干物だから日持ちするし、小さいから、冷凍庫に入れておいても、
必要な時にさっと出して使えるのも便利。
スパイスを使って、もっと、おいしく遊んでみるから、
買います。買います」とも。
ガラムマサラの次にうかがったのは、
経堂の老舗&人気居酒屋らかん茶屋さん。
三陸のサバを年間2トンも使うサバ料理の他、
海鮮メニューに定評のあるお店。
大将の加藤さんは、ベテランの釣り師。
釣り仲間も多く訪れる店なので、
全国の海や川の情報が入ってくる。
大将は、フライパンで軽く炙って、
マヨネーズを添えてくださった。
「これだけで十分にウマい!
これは突きだしに出すといいよね。
手間がかからないのが店としては楽だし、
ビールにも日本酒にもバッチリあう。
仕入れますよ。キロ幾ら?」
お次ぎは、焼きとん名店きはちさん。
炭火で軽く炙ると絶品の肴と話題騒然。
そして、創作料理がウマい太田尻家さんでは、
300円メニューに沖ヒイラギの唐揚げ!
ビールが進み過ぎる逸品。
つきだしのギラ佃煮のおろし大根のせも絶品。
本当に使い勝手の良い魚です。
四軒の繁盛店で、展開がはじまった南伊勢のギラ。
これから、じわじわ広がって、
これから経堂をはじめとした全国の酒場をギラギラ(笑)させるのか。
「南伊勢のギラが街と酒場をギラギラ(笑)させるプロジェクト」
捨てていたものが有効に使われて、
しかも、おいしく、生産者も飲食店もお客サバもハッピーになれるとしたら、
それは、実に、スローなコメディではないでしょうか?
新しい情報を盛り込み、
どんどん更新していきますので、よろしくお願いいたします。