スローなコメディにしてくれ
Photo N.Kurisu

2017.10.19

クラウド最前線のITエンジニア向けという おそろしくマニアックなラムカレーが登場。 その名も「喰らうどラムダカレー」(笑)

by 須田 泰成

お知らせ

昨年からラム肉のブームが広がっているという。

脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンが豊富なラム肉は、
100グラムあたりのカロリーが、
5O0 kcal台の牛や430 kcal台の豚と比べると、
ラム肉は、200 kcal台と低いため、
高タンパク低カロリーなダイエット食品として、
ヘルシー志向の人たちに注目されてきた。

しかし、ブームの理由は、それだけではない。

なにはともあれ、美味なのだ!

ここ数年は、
昔から知られてきたジンギスカンにプラス、
ラムチョップをメニュー化する店が増えてきた。

それも、ラムチョップのローストを定番とする
フレンチ以外の飲食店にも広がっている。
筆者の近くでいうと、
焼きとんの名店きはちさんが、このように美しい骨付きラムを
炭火焼で丹念に焼く。

しかも、ここに来て、
ラム肉シーンがさらにホットになり始め、

なんと!
スパイシーなカレーの缶詰が登場したのだ!

その名も「喰らうど(クラウド)ラムダカレー!」

「喰らうど」というのは、
21世紀の社会と暮らしを劇的に変えると言われる
IT技術の「クラウド」のこと。

コンセプトはハッキリしていて、
クラウド最前線のITエンジニアに向けて
開発された特別なラムカレー。

缶詰を開けて食べてみると、

スパイシー&美味しい!

数年前、いなばのタイカレーが話題となったが、
あちらはチキン。
ラムのカレーとは、珍しい。

しかも、「クラウド」と「喰らうど」を掛けるセンスが、
とってもスローなコメディである。

どんな経緯で生まれたのかを次ページに紹介しよう。

アバター画像

須田 泰成

「スローなコメディにしてくれ」
 編集長+プロデューサー+ライター。
always look on the bright side of human life♩な
「もの+こと+ひと」を取り上げながら、
地域や企業のリアル・ムーブメントも熟成発酵させている。

世田谷区経堂と全国の地域の生産者と文化をつなぐ
経堂系ドットコムを2000年から運営。
イベント酒場さばのゆをハブに全国のつながりを醸す日々。
東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産
の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、
さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。
工場再建のきっかけとなった実話をまとめた
復興ノンフィクション
『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)が
2018年3月に出版された。
その他、経堂こども文化食堂など、ソーシャルな活動も多い。

本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。
著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、など。
脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など多数。

『シャキーン!』(NHK)『すっぴん!』(NHKラジオ第一)
などの番組立ち上げもいろいろ。

テレビ、ラジオ、WEB、脚本、構成、
執筆、制作、講演などの仕事多数。
お仕事も承っております。
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda
お問い合わせはこちら

TOPへ戻る