2017.10.6
浅田飴こども落語会に春風亭昇太師匠が出演。12月3日こどもたちの笑い声が神田明神に楽しく響きます。
WEBマガジン「スローなコメディにしてくれ」
編集長の筆者は、世田谷区経堂で、
経堂こども文化食堂という活動を続けています。
プロジェクトチームができたのが、およそ2年前。
2016年2月から、シングルマザーの家庭を対象に行ってきました。
この2、3年、格差の拡大がさらに深刻になり、
シングル家庭を取り巻く状況も厳しくなっています。
そんな状況を反映して、
全国で、無料で、または安価に栄養価の高いごはんを食べられる
こども食堂が増えています。
編集部は、2000年から経堂系ドットコムという活動を通じて、
世田谷区経堂エリアの個人店の応援を行ってきましたが、
エリア内のシングル家庭のママさんたちの話を聞くことが多く、
こども食堂の必要性を感じて、準備をはじめました。
プロジェクトチームができたのは、2015年末、
2016年2月から、シングル家庭を対象に活動を開始しました。
立ち上げの時期、
ご近所の酒場のカウンターで相談に乗ってくださったのが、
春風亭昇太師匠でした。
その時、昇太師匠が話されたのは、
こども食堂をするとしても、
「食べるだけではなく、文化の要素があった方がいい」ということでした。
やはり、こどもたちは未来を担う存在。
小さな頃から文化に触れて、
クリエーティブな感性を身につけることが大切。
文化が社会を生き抜くチカラになるというわけです。
それで、経堂こども文化食堂には、
「文化」の二文字を付けることになったのでした。
スタートした経堂こども文化食堂は、
まずは、陶芸体験をメインに、
朗読、書道、落語、お絵描きなどの文化体験。
それから、鰹節削り、だしまきづくり、
味噌汁づくり、防災食体験など、
食事の準備も食文化を学べる内容となっています。
昇太師匠には、折りにふれ、応援をしていただき、
「タイミングがあえば、行きますから」と、
おっしゃっていただいていました。
筆者も、なにか良い機会があるといなあと考えていました。
そんな時、
経堂こども文化食堂にのど飴を協賛していただいている
浅田飴さんから、
「130周年の記念に落語会を開催したい」と、
お声がけいただいたのでした。
実は、忙しく働くシングルマザーの皆さんは、
のどを痛めることも多いため、浅田飴が重宝され、
また、こどもも舐められるマヌカハニーのど飴は、
保育園、学校で風邪をもらいやすいこどもたちの
のどに優しく、おいしいので喜ばれていました。
こども文化食堂のご縁で、
自然と「こどもたちも楽しめる落語会」というテーマになり、
昇太師匠にも賛同していただき、
「浅田飴こども落語会」という企画になったのでした。
内容は、昇太師匠による楽しい落語。
終演後には、昇太師匠との記念撮影。
一緒に撮った写真は、こどもたちの宝物になることでしょう。
人生の機微を描く落語を聴くことで、
こどもたちの感性は豊かになることと考えます。
より良い明日の社会をデザインするのは、こどもの笑い声のように思います。
12月3日(日曜日)
こどもたちの笑顔が神田明神に楽しく響きます。
「浅田飴こども落語会」について詳しくは、こちら♩
ゆったりスローに笑って豊かに暮らせる世の中が理想です。